八雲一家(藍型)の弱み
2009年5月27日 幻想ノ宴昨日とは逆。
まず、サポートへの依存度が非常に高い事。
式神を配置して得られるメリットが非常に大きいため、式神は引いたら配置するのが基本戦術。
デッキコンセプトもそれに沿ったものであるため、式神を破壊されると動きが若干ぎこちなくなる。
「《神隠し》で壊されるのが嫌なら配置しなければいい」という「腐らせ」理論もあるが、それだと相手が3枚の無駄カードを抱えるのに対して自分は6枚の無駄カードを抱える事になるため、戦術として有りえない。
《神隠し》を使われても、単純にお互いが失ったリソースを考えると得をしたか同じでしかないが、やはりコンセプトの部分を潰されている時点でこちらの分が悪いだろう。
次に、上記のように式神配置を狙うのが基本戦術であるため、目一杯に呪力を使った行動ができない時が頻繁にある事。
式神の配置は早期であればあるほど効果を発揮するため、出来る限り早い段階で配置したい。
しかし、そうすると「次のターンに式神を配置するためにこのターンは軽いスペルで凌ぐか」という考えになり、控えめな動きになるため、そこを狙われると痛い。
命中値がそれほど高くない事も欠点の一つである。
素の状態では命中4のスペルがほとんどであり、命中5のスペルは一握りしか存在しない。
その点を《式神:八雲藍+》と《パワーアップ》で補う事になるが、この両方に対抗できるデッキ相手だと、攻撃が当たらなくて詰む場合がある。
最後に、言うまでもないが貫通に弱い事。
命中5以上の貫通スペルは処理できないため、《新難題「エイジャの赤石」》、《魔砲「ファイナルスパーク」》などは天敵である。
もちろん、これに対しては《レーザー避け》という解答が存在する。
しかし、この選択は弱いように思う。
その理由は大きく分けて2つ。
1つ目。貫通を持っていない相手に対して腐る事。
このデッキは短期決戦用のデッキではない。中~低速で場を固め、相手の首を真綿で絞めるようにじわじわと追い詰めていくデッキである。
そういったデッキには、無駄カードが入っている事が致命傷となる。
速攻デッキには、腐る可能性のあるブン回りのためのカード低速と比べて影響は低い。
この違いは使用可能な呪力の絶対量にある。
低速デッキはその性質上、決着が付くのが遅いため、使用できる呪力の量は時間の掛からない速攻デッキと比べて多い。
これは、呪力が足りなくて手札のカードを使い切れない状況が減るという事である。
速攻デッキの場合、大抵は呪力が足りないせいで、手札のカードを使い切るという事は起きない。
なので低速デッキでは、いかに無駄カードを減らすかというのが効率的なデッキ構築に繋がる。
いくら呪力があっても、使えるカードが無いのでは意味がないからである。
そう考えると、汎用性に欠ける《レーザー避け》は他の選択肢に劣る。
2つ目。相手の命中補正カードが生きる事。
カードゲームにおいて、使えないカードはデッキに入れない方がいいのは自明の理である。
使えないカードが手札に来るというのは、使えるカードが手札に来た時よりも選択肢が減るという事を意味するからだ。
《レーザー避け》を入れなければ、相手の貫通スペルはそのまま当たる事になり、相手の手札の命中補正カードは登場の機会を失ったままである。
これは相手が無駄カードを抱えている事に直結する。
逆に《レーザー避け》を入れた場合。当然、避けられる状況も存在するだろう。しかし、この場合は相手は喜々として手札の命中補正カードを使ってくる事が容易に想像できる。通常であれば使う機会のカードを有効活用できるからだ。
以上の理由から、個人的に《レーザー避け》は採用したくない。
まとめると、
・貫通に弱い
・サポート破壊に弱い
・命中値が信頼できる程高くない
・序盤~中盤にかけて動きが遅くなる事がある
これが弱点だといえる。
まず、サポートへの依存度が非常に高い事。
式神を配置して得られるメリットが非常に大きいため、式神は引いたら配置するのが基本戦術。
デッキコンセプトもそれに沿ったものであるため、式神を破壊されると動きが若干ぎこちなくなる。
「《神隠し》で壊されるのが嫌なら配置しなければいい」という「腐らせ」理論もあるが、それだと相手が3枚の無駄カードを抱えるのに対して自分は6枚の無駄カードを抱える事になるため、戦術として有りえない。
《神隠し》を使われても、単純にお互いが失ったリソースを考えると得をしたか同じでしかないが、やはりコンセプトの部分を潰されている時点でこちらの分が悪いだろう。
次に、上記のように式神配置を狙うのが基本戦術であるため、目一杯に呪力を使った行動ができない時が頻繁にある事。
式神の配置は早期であればあるほど効果を発揮するため、出来る限り早い段階で配置したい。
しかし、そうすると「次のターンに式神を配置するためにこのターンは軽いスペルで凌ぐか」という考えになり、控えめな動きになるため、そこを狙われると痛い。
命中値がそれほど高くない事も欠点の一つである。
素の状態では命中4のスペルがほとんどであり、命中5のスペルは一握りしか存在しない。
その点を《式神:八雲藍+》と《パワーアップ》で補う事になるが、この両方に対抗できるデッキ相手だと、攻撃が当たらなくて詰む場合がある。
最後に、言うまでもないが貫通に弱い事。
命中5以上の貫通スペルは処理できないため、《新難題「エイジャの赤石」》、《魔砲「ファイナルスパーク」》などは天敵である。
もちろん、これに対しては《レーザー避け》という解答が存在する。
しかし、この選択は弱いように思う。
その理由は大きく分けて2つ。
1つ目。貫通を持っていない相手に対して腐る事。
このデッキは短期決戦用のデッキではない。中~低速で場を固め、相手の首を真綿で絞めるようにじわじわと追い詰めていくデッキである。
そういったデッキには、無駄カードが入っている事が致命傷となる。
速攻デッキには、腐る可能性のあるブン回りのためのカード低速と比べて影響は低い。
この違いは使用可能な呪力の絶対量にある。
低速デッキはその性質上、決着が付くのが遅いため、使用できる呪力の量は時間の掛からない速攻デッキと比べて多い。
これは、呪力が足りなくて手札のカードを使い切れない状況が減るという事である。
速攻デッキの場合、大抵は呪力が足りないせいで、手札のカードを使い切るという事は起きない。
なので低速デッキでは、いかに無駄カードを減らすかというのが効率的なデッキ構築に繋がる。
いくら呪力があっても、使えるカードが無いのでは意味がないからである。
そう考えると、汎用性に欠ける《レーザー避け》は他の選択肢に劣る。
2つ目。相手の命中補正カードが生きる事。
カードゲームにおいて、使えないカードはデッキに入れない方がいいのは自明の理である。
使えないカードが手札に来るというのは、使えるカードが手札に来た時よりも選択肢が減るという事を意味するからだ。
《レーザー避け》を入れなければ、相手の貫通スペルはそのまま当たる事になり、相手の手札の命中補正カードは登場の機会を失ったままである。
これは相手が無駄カードを抱えている事に直結する。
逆に《レーザー避け》を入れた場合。当然、避けられる状況も存在するだろう。しかし、この場合は相手は喜々として手札の命中補正カードを使ってくる事が容易に想像できる。通常であれば使う機会のカードを有効活用できるからだ。
以上の理由から、個人的に《レーザー避け》は採用したくない。
まとめると、
・貫通に弱い
・サポート破壊に弱い
・命中値が信頼できる程高くない
・序盤~中盤にかけて動きが遅くなる事がある
これが弱点だといえる。
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