マナー

2008年10月17日 日常
大会との兼ね合いもあるので自分の意見を。

ネタはスレで話題になった2つで。



・ナイフ回収

カードテキスト及び裁定より、戻すカードを公開する義務は無い。

しかし、戻すカードは、戻す前と後の捨て札置き場を比較すれば分かる事であり、疑似的な公開情報と言っても差支えない。

そのため、より試合進行をスムーズに進めたいのであれば「○○のカードを戻しました」といった類の宣言をするのが望ましい。

とは言え、戻すカードはルール上は非公開情報であるため、相手に要求されたとしても教える必要はない。

この場合、実質的には無駄な時間を消費している事になる。

戻したカードは調べれば分かる情報であり(メモを取る事は違反行為ではない)、それをわざわざ時間をかけて相手に伝えている事と同義だからである。

なので、《ナイフ回収》を使う時は、何のカードを戻したのか相手に伝えるのが望ましい。


相手に何のカードを戻したのか伝えず、相手が戻したカードを調べて時間を消費したことで時間切れになり、その事を訴えるのは場違いである。





・過剰な手札のシャッフル

反則行為では無く、手札をシャッフルする事で自分に有利な状況を作る事ができる。さらに癖として無意識に行うプレイヤーが多いこともあり、一概に駄目な行為とは言えない。

しかし、いずれかのプレイヤーがこの行為が気になってプレイに集中できず、中止を求めるようであれば即座に止めなければならない。

これは以下の図式が成り立つためである。


相手がプレイに集中できない
   ↓
その行為は相手に損害を与えている
   ↓
その行為は非紳士的行為である



非紳士的行為は許されざる行為であり、プレイヤーは非紳士的行為を行わないように努めるべきである。


これは相手のデッキにハンデスがあると判断した場合も同様である。

そのターンに引いたカードが分からなくなるくらいであれば問題はないが、相手が中止を求める程の過剰な行為は非紳士的行為に当たるためである。

そもそもハンデスには大別して「手札を見て選ぶ」「ランダムに選ぶ」の2種類があるが、前者の場合はシャッフルの意味が無く、後者ではハンデスの効果を処理する前にシャッフルすればいいだけである。


当然、どのプレイヤーも気にならないのであれば全く問題はない。







大会で問題になった際は、以上の思考に基づいて判断します。


試合を行う際に、相手とのコミュニケーションで大事なことは「双方の利益を増やす」事よりも「双方の不利益を減らす」事だと考えているので。

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