博士「さて、第EX回だ。」

助手「EX?5回で終わりじゃなかったんですか?」

博士「うむ。試しに組んだデッキが予想以上の好成績だったので、せっかくだからそのデッキを紹介する事にした。」

助手「今回のデッキは…フラン3・霊夢1ですか?」

博士「そうだ。いつも通り、まずはレシピを見て貰う事にしよう。」

〜キャラクター〜

3《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》
1《楽園の素敵な巫女 博麗霊夢》

〜スペルカード〜 22枚

3《禁忌「クランベリートラップ」》
3《禁忌「フォーオブアカインド」》
1《禁忌「恋の迷路」》
3《禁忌「カゴメカゴメ」》
3《禁忌「フォービドゥンフルーツ」》
3《禁弾「過去を刻む時計」》
3《禁弾「スターボウブレイク」》
3《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》

〜イベントカード〜 18枚

2《かすり避け》
3《パターン避け》
2《根性避け》
3《手加減知らず》
2《恐ろしき波動》
3《迷惑な来訪者》
3《無慈悲な両手》


助手「フラン単に《迷惑な来訪者》を入れただけですね。」

博士「他に霊夢のカードがいるか?そもそもフランは速攻で殴りきるのがコンセプトなのに対して、霊夢は序盤は耐えて場をしっかり構築してから動くのがコンセプトだろ?戦闘スタイルが正反対のキャラを共存させてもあまり旨みはない。今回の場合でいうと、速攻デッキにコントロール寄りの霊夢のスペカは入らないという事だ。まぁ《霊符「夢想封印 集」》が考慮に値する程度か」

助手「《調伏》は入らないんですかね?入れてもよさそうですが。」

博士「お前は何も分かっとらん!長くなるが、よく聞くがいい。まず《調伏》を貼る対象は基本的には相手の起動状態のスペカだな。となると、それだけで入れる意味がなくなる。
まず、こちらが攻撃を仕掛ける側だとしよう。当然相手は迎撃してくるな。そうすると相手のスペカは準備状態に戻って起動状態のスペカはなくなるわけだ。となると《調伏》はいらないな。
次に迎撃側の時だ。確かに《調伏》を貼れば1ターンは凌げよう。しかし相手が次のターンに別のスペカを起動状態にすれば、結局迎撃側に回らざるを得ず、攻撃側に回れないため、根本的な解決になっていない。
そもそもアグレッシブなデッキ=呪力が少ないデッキなのだ。コントロールの様に一度に大量の呪力を使う訳ではないが、常に攻撃側に回るせいで呪力の充填が少なくなる。そこをやりくりして攻撃し続ける必要があるというのに、悠長に《調伏》を構えている時間はない!第一、このデッキ霊夢メタだからな。

助手「でも《禁忌「クランベリートラップ」》や《禁忌「過去を刻む時計」》が無いと、序盤厳しいですよ。」

博士「気合を見せろ気合を!お前はゆとりか!それも《調伏》を引かなければ同じ事ではないか。そもそも『〜を引かないから駄目』というのが間違っているのだ。常に場と手札で対処法を考えるのがプレイングというものだろうが。まぁ確かにそういう場面があるのは認めるがな。」

助手「という事は、このデッキ基本的にはフラン単と動きが同じですよね?」

博士「そういう事だ。序盤は軽量スペカでひたすら殴る。終盤は《手加減知らず》か重コストスペカで一気に打点を稼ぎ、最後は《迷惑な来訪者》か《恐ろしき波動》で焼いて終了だな。最速デッキの1つだろう。」

助手「でも《恐ろしき波動》って単色相手に効かないですよ?3:1相手にも微妙ですし。」

博士「リーダー能力を見てみろ。手札を1枚捨てると、基本能力を持たない自分のスペカ1枚に攻撃+1と書いてあるだろう?単色か3:1相手にはこの能力で捨ててしまえ。呪力4の0点or1点火力より、呪力0の1点パンプアップの方が強力だ。

助手「そういえばそんな能力ありましたね。」

博士「おいおい、フラン使いなら覚えておかなければいけない事項の1つだぞ。あぁ、使うタイミングには気を付けるんだぞ。《禁忌「クランベリートラップ」》の能力を起動した後に攻撃を上げようとしても、能力で基本能力を得てしまっているから対象に取れないぞ。

助手「使うなら、まずリーダー能力を使ってから《禁忌「クランベリートラップ」》の能力を起動という事ですね。」

博士「そういう事だ。あぁ、そういえばツェペシュの回では触れなかったが、対象は別に戦闘中のスペカである必要はないぞ。基本能力持ちのスペカで戦闘しても、他の基本能力を持たないスペカを対象にしてスペカを捨てる事ができる。ツェペシュの時は便利だな。ついでに言うと、迎撃した時でも捨てられるぞ。攻撃時とは何処にも書いてないからな。

助手「ツェペシュの時は、さっさと《プライド》の命中補正を発動させるのにガンガン手札切る時がありますからね。」

博士「今回のデッキはそんな余裕もシナジーも無いから、打点を稼ぐ時にしか切らないがな。」

助手「ところで、この1積みの《禁忌「恋の迷路」》は何ですか?」

博士「いや、しょうがないだろ。他のスペカと比べてどうしても見劣りするが、《禁忌「レーヴァテイン」》はこのデッキじゃ命中させられないし、これでも突っ込まないとスペカ少なくて事故るんだから。


博士「とまぁ、こんな所か。」

助手「で、次は何のデッキですか?」

博士「おいおい、今回は異例の追加回だぞ。これ以上やるというのか?」

助手「アレやりましょうよアレ。やり始めた初期に組んでたじゃないですか。」

博士「アレは構築難しい上に、パターンが2つあるのが嫌なんだよなぁ…。」

助手「次回!《約束》デッキにご期待下さい。」

博士「え!マジで!?しかもリーダー指定無し!?」

助手「両方のタイプ紹介すればいいじゃないですか。どうせあなた来週から週休5日でしょうが。

博士「いや、しょうがないだろ。上から「金無いからお前ら実験停止」って言われたんだから。」

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